治療の流れ
初診の場合、まず受付で問診票に記入いただき、
カウンセリングコーナーで症状やお悩みをお聞きします。
その後、診察室で必要に応じて検査を行います。
レントゲン撮影→虫歯チェック→歯茎チェック→口腔内写真撮影
現状をご説明し、期間や費用などを相談しながら治療計画を立てます。保険診療を基本としていますが、保険の範囲内でできる治療と自費でできる治療を明確にご説明しますので、どちらを選択するかご相談のうえ、治療を進めます。不安なところや不明なところがあれば、なんでもご相談ください。
虫歯の治療について
虫歯は、細菌によって発生した酸が歯を溶かしてしまう症状です。歯が溶けてしまうと神経にまで影響があり、壊死してしまうこともあります。その過程で激しい痛みに襲われます。 大きな問題は、口腔内の細菌です。歯に付着した細菌が糖分などを分解することで繁殖し、酸を発生していくことになるのです。その結果歯の表面にあるエナメル質を壊してしまいます。このエナメル質は自然治癒することができないので、歯科医院で治療を受けるしか選択肢がなくなってしまいます。
虫歯の治療方法
虫歯を削った部分に詰め物をする方法
軽度の虫歯の場合はこの方法で治療が行われます。麻酔の必要もなく、一度の治療で済むことが多いです。
削った部分にはめ込む方法
詰め物だけでは対応できない場合、型取りして金属やレジンなどをはめ込みます。
歯全体にかぶせ物をする方法
神経を抜いてしまった場合などはこの方法がとられます。そのほか１本の歯に虫歯が複数ある場合などもこの方法が行われます。素材には金属や、白いかぶせ物も選択していただけます。 これらの治療では対処できないほど悪化してしまった場合には抜歯しなければならないこともあります。最悪、抜歯に至った場合は、ブリッジ・義歯・インプラントなどの治療方法があります。
予防歯科について
虫歯は進行してしまってから治療を受けるとどうしても費用と時間がかかるものです。数ヶ月もの間治療に通い続けなければならないことも。それだけに虫歯の予防と早期発見が何よりも重要になってくるのですが、それを歯科医の指導のもとで行おうというのが予防歯科です。数ヶ月に１回の定期健診で虫歯をチェックし、歯磨きの指導を行います。その上でフッ素を塗布するなどの措置が行われますが、これだけでかなり虫歯予防に効果をもたらすことができます。虫歯になる人は歯磨きが十分でなかったり、正しい歯磨きができていないケースが多いだけに、歯磨きへの意識を高めるだけでも大きな効果が期待できます。もし虫歯になってしまったとしても、早めに見つけることができ、軽い処置で治療をすることができます。一度の治療で済みますし、麻酔などの負担もなく簡単に終わらせることができるのです。
口腔機能低下症
「口腔機能低下症」とは、食べ物を噛む、飲み込む、発音する、唾液を分泌するなどの口腔内の機能が低下した状態です。
口腔内の機能が低下すると、日常生活に様々な影響を及ぼし、心身の健康にも影響が出ます。
早期発見、適切な治療を行うことが重要です。気になる症状などがありましたらお気軽にご相談ください。
オーラルフレイル
「オーラルフレイル」とは、加齢に伴い口腔内の機能が徐々に衰えていく現象です。
- 食事の際にむせたり、咳き込んだりする
- 固いものが噛みづらい
- 口の中が乾く
- 口臭が気になる
- 滑舌が悪くなる
これらの症状はないでしょうか？
そのまま放置してしまうと、やがて全身の健康にも影響を及ぼし、要介護状態に移り変わるリスクが高まります。
オーラルフレイルの予防と改善には、毎日の口腔ケアが重要です。
舌圧検査
「舌圧」とは、舌と口蓋（上顎の裏）の間で食べ物を押しつぶすときの力のことで、オーラルフレイル、口腔機能低下症の診断指標となります。
舌圧が低いと食べ物が上手く飲み込めず、食事中にむせたり、誤嚥性肺炎の原因になります。
また、発音や滑舌が悪くなったり、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。
咬合圧検査
専用の感圧フィルムと分析ソフトを使って、歯列全体の咬合力(噛む力)を測定します。
トレーニング
お口の機能を保つためには、日々のトレーニングが大切です。
当院では、検査結果をもとに、患者様に適したトレーニング方法を指導いたします。
口腔機能発達不全症
「口腔機能発達不全症」とは、食べる、話すなどのお口の機能が十分に発達していない状態を指します。
お口の機能が十分に発達していないと、お口周りの筋肉や顎の発達が阻害され、歯並びや噛み合わせにも影響が出てきます。
お子さまのこんなところ、気になっていませんか？
- ポカンと口を開けていることが多い
- 滑舌がよくない、舌足らずな話し方をする
- 食べるのが極端に速い、遅い
- 口呼吸をしている など
当院では、口腔機能発達不全症の検査、お口周りの筋肉や舌を鍛えるトレーニングをしています。
お子さまの様子で気になることがありましたら、ぜひ当院へご相談ください。
舌圧検査
お子さまの舌圧が低いと、食べる、飲み込む、話すなど、お口の機能の発達障害の原因になります。
また、お口がポカンと開いてしまう「口唇閉鎖不全症」の原因にもなります。
口唇閉鎖力測定器 りっぷるくん
「りっぷるくん」は「口唇閉鎖不全症」の測定装置です。装置の先についたボタンを口唇に挟んだ状態でりっぷるくんを引っ張り、お口からボタンが外れた数値を「口唇閉鎖力」として表示します。
トレーニング
お子さまのお口の機能を改善するためのトレーニング方法はさまざまな種類があります。
当院では、症状や検査結果をもとに、お子さまに適したトレーニング方法を指導いたします。
当院の予防歯科
機械を使用した専門的な歯のクリーニング「ＰＭＴＣ」を行います。歯石になる前の歯垢（プラーク）を徹底的に取り除きます。一人の患者様に約30分の時間をかけ、丁寧にクリーニングします。痛みは伴いません。そして定期的にＰＭＴＣに通っていただくことで、いつもお口の中を健康な状態に保ちます。また毎日の歯磨きは、虫歯や歯周病の原因となる汚れをキレイにし、虫歯や歯周病を防ぎます。そのための正しいブラッシングを指導します。
PMTCの流れ
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初診～診療計画
病歴や健康状態に関する問診とＰＭＴＣに関する説明
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歯石除去
専用の器具で歯石を細部まで除去
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着色除去
専用の器具から重炭酸ナトリウム塩を噴射して、歯の表面の着色を除去
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研磨
専用のフッ素配合ジェルで歯の表面と歯間を研磨
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フッ素塗布
歯質を強化するフッ素を塗布
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ホームケア
ブラッシングの指導・今後の計画を相談
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初診～診療計画
病歴や健康状態に関する問診とＰＭＴＣに関する説明
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歯石除去
専用の器具で歯石を細部まで除去
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着色除去
専用の器具から重炭酸ナトリウム塩を噴射して、歯の表面の着色を除去
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研磨
専用のフッ素配合ジェルで歯の表面と歯間を研磨
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フッ素塗布
歯質を強化するフッ素を塗布
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ホームケア
ブラッシングの指導・今後の計画を相談